どうせならおしゃれ&格好良くしたい外構
間取り、耐震性、バリアフリー、断熱、収納……などなど、家を建てる際、気にするべきポイントは多く存在します。決して安くないお金を、長い年月をかけて支払っていくワケですし、賃貸と違って「嫌だから引っ越す」ということも簡単にはできないので、住むうえでの利便性がとくに重視されることになります。
ですが、実際に暮らしていくことを考えると家の内部だけでなく、見栄えにもこだわりたいですよね。でも、土地や予算の余裕次第では、できることとできないこともあります。
そこでこの記事では「門扉」「フェンス(塀)」「玄関アプローチ」「デッキ・テラス」「サンルーム」「照明」「植栽」の7つのポイントから家の外構について考えてみます。
門扉
通行人や来客の目に一番つきやすい部分であり、家のイメージに大きく影響する門まわり。建売の家ではそもそも門がない家も多いですが、注文住宅はその点、自分の好みに合わせることができます。
たくさんの種類が存在するため一部を紹介すると、ベーシックな両開きタイプの「刑材(かたざい)門扉」、鋳物ゆえの高級感が魅力の「鋳物門扉」、横開きで狭い空間にも対応しやすい「スライド門扉」、キャスターやレールがなくお値段もお手頃な「伸縮門扉」などがあります。
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これが「刑材門扉」で……
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これが「鋳物門扉」で……
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これが「スライド門扉」で……
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これが「伸縮門扉」です。それぞれ、全然雰囲気が違いますよね。
アジアンリゾート風住宅には木目のデザインを使った「刑材門扉」か、リゾート感を出すことができる「鋳物門扉」がオススメです。
(※刑材→土木・建築における構造用に使用される金属材料のことを言います。)
フェンス(塀)
門扉とともに、敷地と外を区分する塀(フェンス)。門戸と同じく「刑材フェンス」「鋳物フェンス」が代表的なほか、外部からの視線を程よくおさえることができる「ガーデンスクリーン」、鋳物フェンスなどに比べると柔らかい雰囲気を出すことができる「樹脂フェンス」、和建築にもアジアンリゾート風住宅にも合う「竹垣」などが存在します。
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これが「刑材フェンス」で……
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これが「鋳物フェンス」で……
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これが「ガーデンスクリーン」で……
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これが「樹脂フェンス」です。
プライバシー保護のために選ぶか、それとも審美性を目的に選ぶかによって、フェンスはチョイスが大きく変わるもの。また、「車が通る部分だけフェンスをなくし、開きやすい伸縮門扉をフェンス代わりに用いる」などの選択も可能なため、実際に住んだときのできるかぎり様子をイメージするのが大事です。
玄関アプローチ
住宅建築の世界において、アプローチというのは「門から玄関までの短い道のり」を指します。素材だけ挙げても、「敷石」「レンガ」「タイル」「枕木」「コンクリート」「インターロッキング(舗装に用いるコンクリートブロックの一種で、お互いが噛み合うような形にしてレンガ調に見えるようにしたもの)」「芝生」「砂利」など、色々と存在しています。
アジアンリゾート風住宅と言う意味でオススメなのは「タイル」「芝生」など。どうしても英国風な仕上がりになってしまうレンガなどは、少し合わないかもしれません。
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なお、玄関アプローチを作る際は「玄関と門扉を最短距離で繋げず、あえてカーブさせることで奥行きを出す」「門戸を開けた正面に玄関があると、家の中が丸見えになるので避ける」などのポイントにも注意しましょう。
デッキ・テラス
「おしゃれな庭」と聞いて真っ先に思い浮かべるスペースと言えば、デッキやテラスがあるでしょう。言葉の意味をまず説明しますと、「デッキ」というのは庭など、建物の外部に張り出して設けられた床のこと。一方、「テラス」は洋風の建物で、庭や道に張り出した、台のようになったところを指します。
「デッキ」が室内の床とほぼ同じ高さのものが多く、室内の延長というイメージなのに対し、「テラス」は地面に石やタイルを貼っていて庭の一部のイメージ、と言えばわかりやすいでしょうか。
アジアンリゾート風住宅では、定番ですがウッドデッキがオススメ。おしゃれ感が一気に増しますし、外で過ごす時間も増えて、本当の意味で「家を楽しむ」ことができるようになりますよ。
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サンルーム
3方の壁と天井をガラスで覆った部屋である「サンルーム」も、ウッドデッキに並んで家の外構を一気に華やかにしてくれる存在。デッキやテラスは雨の日は楽しめませんが、その点、サンルームなら安心です。
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もっとも、「洗濯物を干すことができる」「ガラス張りなので汚れが目立って掃除が大変」「夏場は暑く、冬場は寒いのでリビング敵に使える時期は想像以上に短い」「そこそこコストがかかる」「ただ猫には快適な場所」などメリットもデメリットもある空間ですので、取り入れる場合は熟考するのが良いでしょう。
照明
たかが照明、されど照明。庭のアプローチや家の周囲を明るくするだけでなく、効果的にライトアップすることで夜間の外構を華やかに、格好良くすることができるのも照明です。
家の外まわりだけでなく、庭の植栽やデッキに照明を使うことで雰囲気は大きく変わりますし、言うまでもなく防犯のためにも重要な存在です。
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アジアンリゾート風住宅を目指すうえでは、ベタですが植物のライトアップは欠かせません。また、ガーデンライト・灯籠を置くことも、雰囲気を出すうえではいい方法ですよ。
植栽
バリ島にあるアジアンリゾートの雰囲気を出すためには、庭にどんな植物を植えるかも大事。過去の記事ではココスヤシ、カナリーヤシ、ワシントンヤシ、シュロと4つのヤシの木を紹介していますが、このように我が国でも育てられる熱帯の木、花はそれなりに存在しています。
環境はもちろんのこと、手入れの頻度や予算なども考慮して、植えてみるのもいいでしょう。
庭や外観もバリ島リゾート風にしたい方は…
ここまで読んでくださった人はきっと、外構に対する意識・興味が増したはず。どのようにすれば南国リゾート感のある家にできるのか、予算と相談しながら、見栄えという意味でも満足のいくものになるように、専門家に相談していくのが大事でしょう。
もし、イチからプロと綿密な打ち合わせをしたいとお考えの方は、ぜひ共栄コーポレーション(YAMADAホームズ販売協力店)にお声がけください。当社では外構工事も一貫してお手伝いしており、全体イメージのすり合わせから階段に関する細かい質問まで、気軽にご相談いただけますよ。
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