「人生で一番高いお買い物」と形容されることもある家選び。土地代をあわせると数千万円~1億円以上になることもあり、30年以上のローンを組むのも珍しくありません。
だからこそ購入の前は色んなポイントに気をつけたいものですが、実際に住み始めてみて初めて「ここはもっと考えておくべきだったな」と思ったり、逆に「あれだけこだわってたけど、住んでみたらそうでもなかったな…」と気づくことも。
そんなリアルなホンネ、住宅の購入を検討されている方は気になりませんか? 気になりますよね?
ということで、リゾ宅編集部では千葉・茨城エリアにお住まいで注文住宅の購入経験がある105名を対象にアンケートを実施。この記事では「もっと考えておくべきだったポイント」をご紹介します。
全体の4分の3が「検討しておくべきだった」ことアリ!
まず最初に全体の該当率をご紹介すると、76.2%が「注文住宅を購入する前にもっと検討しておくべきだったポイントがある」と回答。
つまり、実際にできあがった家にまったく不満がない人は4分の1程度しか存在せず、残りの人は「ここが…惜しかった…」と後悔するポイントがあるようです。これはとても高い数値ですね。
どんなポイントに後悔?
では、具体的にどんなポイントを後悔しているのでしょうか。箇条書きでご紹介していきますね。
(1)見積もり・メーカーの選定
まず目につくのが「見積もり」について。多くの人にとって一生に一度のお買い物なだけに、「もう少し考えておくべきだった」「他のメーカーも見ておくべきだった」と後悔しやすいようです。
・「外構工事の見積もり」(千葉県柏市/40代女性)
・「外構はどの業者に発注するのか」(千葉県八千代市/30代男性)
・「企画提案力がどの程度あるかどうかや金額の値引きの有無についてもっと詳しく検討すればよかった」
・「建築設計者の企画提案力の違いをもっと見極めたかった」(茨城県つくば市・50代男性)
・「最初から1社のハウスメーカーに決めてしまったのでもっといろいろな業者を見て回ればよかった」(千葉県松戸市・30代男性)
(2)周辺の住環境
「住むのは家、暮らすのは街」。なんだか地域密着系雑誌のキャッチコピーみたいになってしまいましたが、これは間違いない事実です。
学校の有無や公園などの自然環境、大小の病院の有無…などなど、住んでみて「やっぱこれは近所に欲しかったな…」と思う人は少ないみたいです。
・「周辺の地価相場、病院の整備状況」(茨城県土浦市・70代男性)
・「交通の便・アクセスはもっと考えておいても良かった。最寄りに駅があるだけじゃなく、乗り継ぎ・接続とかも含めて」(茨城県牛久市・40代男性)
・「地域性、環境面をもっと調べたかった」(千葉県千葉市・50代女性)
・「地盤の検討」(茨城県つくばみらい市・40代男性)
(3)資材や素材の見極め
回答者の中には、「資材や素材を吟味しておくべきだった」と考えている人もいるよう。
毎日目にし、触れていると、細かい部分も気になってくるんですね。もっとも、住む前にすべてをイメージするのはなかなか大変そうですが…。
・「建築資材」(茨城県つくば市・40代男性)
・「材料。トイレのタイルとか」(千葉県我孫子市・50代男性)
・「バルコニーにすりガラスとそうでないガラスのものを設置したが、使い始めてから、その構成が逆の方がよかったと後悔。設計段階では、そこは適当でいいやと思ったのが原因」(千葉県市川市・30代男性)
(4)家の構造、設計
そして、もっとも多く見られたのが、家の具体的な造りや間取りに関する声でした。
電気スイッチの位置や動線は、たしかにどこにどんな家具を置くかに大きな影響を与えますし、天窓の大きさは部屋の明るさに直結します。
だからこそ、事前にじっくり考えておくべきなようです。
・「天窓を広く作るべきだった」(千葉県千葉市・40代男性)
・「夏の風通しを考慮した窓の配置設計です」(茨城県牛久市・50代女性)
・「押し入れなど収容箇所」(千葉県市川市・60代男性)
・「部屋の保温性」(千葉県習志野市・50代女性)
・「間取り、コンセントの位置やバリヤフリー等」(茨城県取手市・40代女性)
・「電気のスイッチの位置や、洗濯物を干す場所、スムーズに動けるような間取りにしたかった」(千葉県佐倉市・50代女性)
・「浴室・洗面所・トイレ等の設備」(千葉県千葉市・20代女性)
・「設備、特に、排水関連設備について検討する必要があった」(茨城県稲敷市・30代女性)
(5)将来のことを考えた造りにしなかった
最短数年で引っ越しする賃貸マンションと違い、住宅は何十年も人生を共にする場所。
だからこそ、自分が老いてからのことも考えるべきなのですが、「そこまで考える余裕がなかった」人も少なくないのが実情なようです。
・「子供ができたときのことをそんなに考えなかった」
・「将来の間取り」(茨城県守谷市・60代女性)
・「耐久性」(千葉県白井市・40代女性)
・「年取った時のこと」(千葉県船橋市・30代男性)
・「耐震性の強度」(千葉県鎌ヶ谷市・70代男性)
どこに住んでも地震が避けられない国に住んでいる以上、耐震性はこの先、とくに注意すべきポイントかもしれませんね。
(6)その他にはこんな意見が
間取り、素材、住環境などの意見が集まった他には、こんな声も聞かれました。
・「税金のこと。家を持つことによって税金がどう変わるのかはある程度予測しておいたほうがいいなと後で思った」(茨城県龍ヶ崎市・60代女性)
・「全てに渡って勉強不足。デザイン製を重視するとランニングコストが大変なことになるとか」(千葉県船橋市・40代女性)
・「建物の基礎工事が基本通りにできているか」(千葉県印西市・50代女性)
・「シンプルさ。設計段階であれこれ口を出して凝った家を作ったけど、住みにくいし、後で飽きがきた。信頼できるプロに任せつつ、雰囲気のいい家を作るのが一番いいと思った」(千葉県流山市・40代女性)
う~ん、やはり経験者の言うことはリアリティが違いますね(笑)
千葉・茨城県のアジアンリゾート風注文住宅ならお任せを
アンケートでも「信頼できるプロに任せるべき」という声が聞かれましたが、千葉県・茨城県で注文住宅をご購入しようと考えている方は、ぜひ共栄コーポレーション(YAMADAエスバイエル販売協力店)をご検討ください。
アジアンリゾートのような、バリ風注文住宅は、これまでにも多くの方にご満足いただけております。
見積もりはもちろんのこと、間取りや設備面など細かな部分のご相談も大歓迎ですよ。
【調査概要】
方法:リゾ宅調べ(インターネット調査)
調査期間:2018年5月21日~2018年5月28日
対象:千葉・茨城にお住まいの注文住宅を購入した経験がある人 計105名